「囚われた僕と君」のガイさんの今後は?という質問が多々ありましたので、私的な「囚われた」なガイさんの今後をば。
一応、読んでいない方の為にも反転しておきますねー
このお話では、一応はルークを殺した事で復讐を遂げたのですが、真のところ復讐を遂げてはいないんですよね。(ルークの日記「誰も悲しまない」の内容のようにガイが求めていたのは公爵に消えないダメージを与えることですから)
ですが、公爵はきっとアッシュが殺されたとしても悲しみはすれども、直ぐに立ち直る人です。(悲しむ内容も、「これでは世継ぎが居なくなってしまう」とかそういう国の事を思ってかなと)
ほら、もしかしたらアッシュも殺される可能性もあったわけですよ。
預言に書かれていたのは子供が殺される。としか記されてないのでね。
一応、ルークを生贄として差し出すと決めていた訳ですが、二分の一の確率という事です。
その二分の一の死の確率を更にルークに向ける為、離れの部屋。という事ですね。
(うぉ・・・最低だよ公爵)
ルークに与えなかった愛情をアッシュには与えてはいるでしょうが、雀の涙くらい。
それをカバーするようにシュザンヌさんです。あの人はきっと愛情注ぎまくりです
公爵さんは、子供であっても悲しむ暇があるならば、国の為になる仕事を。と考える人。
貴族の鏡みたいな人。なのかなと。
自分が殺されるとしても、潔く逝きます、きっと
公爵はガイの家族を殺しています。ですがそれは、国の為。
国の為に何もかもを投げ出す事の出来る人。そのためには、子供を一人差し出そうが、厭わない。
国に仕える人間とすれば、最高なんですが、父親になるには欠落の多い最低な人でしょう。
まぁ、こういう人なのでガイさんは誰を殺しても無駄だという事に気付くんですね。
自分が誰を殺しても、公爵にダメージを与える事は無いんです(公爵は自分が殺される可能性もありますからそういう覚悟は出来てるはずですし)
公爵は欠落人間。そんな、人間にならなかった自分は彼よりもまだマシだと、気付くのではないのでしょうか。
彼は身内が殺されても、悲しむことが出来ない人。ですから。
ある意味、可哀想と思うかもしれませんね。ガイは。
根っこガイは良い人なんですねー
そのことに気付けたのが、ルークのお陰な訳です。
ルークが死をもって、公爵への復讐は意味を持たないと、気付かせたんです。
ルーク自身は、そんな意味を思ってあのメッセージを書いたわけではないのですが・・・・ね・・・
結局そういった事を含めて「囚われた」後のガイさんは、公爵やアッシュなど等を殺しません。六神将も辞めてるとおもいます。
ちなみに、ヴァンさんのレプリカ計画は無しという方向です。(ヴァンは主君を殺されたゆえの復讐という事で。このお話のルークはレプリカでは無いですし・・・いやぁ・・・捏造の世界ってすばらしい)
ガイが、復讐を終えたと言ってヴァンを引かせると思います。
世界の崩壊もしません。
全てを書いていて思いましたが、このお話での公爵最低ですな・・・・・
まぁ、ゲーム版でも最初辺りは最低ですが、公爵自身認めているように、自分のした事の罪は判っています。
因みに、公爵嫌いじゃないですが悪者にしやすいです。なんて、可哀想なポジション!
良い人公爵も好きですが、悪い人公爵も良い。
シュザンヌさんは、良い人で固定なのに・・・・ね。
という事で、「囚われた」でのガイさまの今後でした。因みに続きのお話は書きません。これはこれで完。という感じですね。
でわ、長々としたお話にお付き合いありがとうございました!
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